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<<Q&A>>
Q. ラクトフェリンとは何ですか?また、どのような性質をもっていますか?
Q. なぜ腸溶性が優れているのですか?
Q. ラクトフェリンは、何に効きますか?
Q. アトピー性皮膚炎のようなアレルギー性疾患にも効果があるでしょうか?
Q. ラクトフェリンは一日にどのくらい取るとよいのですか?
Q. 眼が疲れやすくドライアイなので頻繁に目薬を差しています。ラクトフェリンは効果がありますか?
Q. 健康維持に飲んでもよろしいのでしょうか?
Q. ラクトフェリンは便秘に有効ですか?
Q. 抗がん剤を飲んでいますが、薬と一緒に服用しても大丈夫ですか?
Q. ラクトフェリンはがんに効きますか?
Q. 毎日続けて飲まないと効果が出ませんか?
Q. 続けて飲んでいて量を増やしていかないと効果は薄れてきますか?
Q. スーパーやコンビニでラクトフェリン入りヨーグルトや飲み物など見かけるのですが、腸溶製剤と同じ効果があるでしょうか?
Q. ラクトフェリンとは何ですか?また、どのような性質をもっていますか?
A. ラクトフェリンは、母親が生まれたばかりの愛児に微生物、ウイルスなどの外敵から身体を守るために与えるたんぱく質の一種です。人間の母乳で特に赤ちゃんを出産直後の三日間に出る母乳には特別多量に含まれています。
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Q. なぜ腸溶性が優れているのですか?
A. ラクトフェリンは熱に弱く、また、酸や酵素で分解されやすい性質を持っています。生後間もない赤ちゃんであれば、胃がまだ十分発達していないために、ラクトフェリンはそのまま腸まで届きますが、成人の場合、ラクトフェリンを飲んでも大部分が胃で分解されてしまいます。
 腸溶性ラクトフェリンは胃で分解されずに、小腸以下の消化管(受容体に結合)で作用するので腸まで届くことが重要なポイントなのです。
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Q. ラクトフェリンは、何に効きますか?
A. ラクトフェリンは多機能蛋白と言われるとおり、体の調子が悪い方の生活の質を改善し、いろいろな病気に効果・効能を現します。ほとんどの効果は、ラクトフェリンが免疫を高めることに由来します。具体的には本研究会ホームページの図を参照してください。免疫を高めることに由来する効果とは別に、ラクトフェリンは痛みを和らげ、精神障害を改善する効果が見つかっています。うつ病、ストレス、ひきこもり、歯周病、がん性疼痛、がん治療と予防、関節炎.ドライアイ、ドライマウス等々の効能・効果は多岐にわたっています。有効な例がいろいろあります。
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Q. アトピー性皮膚炎のようなアレルギー性疾患にも効果があるでしょうか?
A. ラクトフェリンは、動物実験でアレルギーの原因である物質の生産を抑制する効果が確認されています。また、ボランティアによる臨床試験では、花粉症、アトピー性皮膚炎、喘息などのアレルギーに有効なことが確認されています。
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Q. ラクトフェリンは一日にどのくらい取るとよいのですか?
A. 腸溶製剤の場合、ラクトフェリンとして一日あたり150-600 mgを毎日内服するとよいでしょう。
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Q. 眼が疲れやすくドライアイなので頻繁に目薬を差しています。ラクトフェリンは効果がありますか?
A. ラクトフェリン腸溶剤は、疲れ眼やドライアイに有効です。昔は疲れ眼、ドライアイなどは病気とは考えられず、眼を休めれば回復すると考えられてきました。しかし、現代はコンピューター、テレビなど眼を酷使することが多く、眼を休める暇はなかなかとれません。ラクトフェリンが疲れ目やドライアイに有効なことは、慶應義塾大学医学部眼科学教室で行われた臨床試験で確認されています。
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Q. 健康維持に飲んでもよろしいのでしょうか?
A. 副作用の心配はありませんので毎日続けられます。ラクトフェリンは少ない量を経口的に摂取するだけで、弱毒病原体の増殖・炎症を抑え込むことができます。
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Q. ラクトフェリンは便秘に有効ですか?
A. 便秘の方にラクトフェリン腸溶製剤はお奨めできます。ただし、ラクトフェリンが便秘を改善するのは、乳糖とは無関係です。なぜ便秘によいかは完全に解明されていませんが、ラクトフェリンが回腸部で胆汁酸とゆるく結合することが遠因と考えられています。ラクトフェリンと胆汁酸の結合物は、悪玉菌と呼ばれるクロトリジウム菌、大腸菌等の生育を阻害し、善玉菌であるビフィズス菌、乳酸菌の増殖を助けます。したがって、ラクトフェリン腸溶剤を摂取すると、クロトリジウム、大腸菌が原因となっている便の悪臭が消えます。それのつれて、便秘が解消され、規則正しい排便があるようになります。
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Q. 抗がん剤を飲んでいますが、薬と一緒に服用しても大丈夫ですか?
A. ラクトフェリンは健康食品ですから大丈夫ですが医師に相談してからのほうが安心です。
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Q. ラクトフェリンはがんに効きますか?
A. 外科手術でがんを摘出した後にラクトフェリンを与えると、再発が予防できるのではないかと誰でも考えます。事実、国立がんセンターは、ラクトフェリンを使った大腸がんの二次予防を目的とする二重盲検試験が発足していることをホームページで報じています。
ラクトフェリンは原発巣や時間がたってある程度の大きさに達した転移がんに生育抑制効果を示さないが、がんの転移は抑制するだろうと予想できます。事実、これまで末期がん患者が腸溶性ラクトフェリンを内服した例でも、原発巣を縮小させる効果はないが、小さな転移巣は消失させる効果が認められています。
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Q. 毎日続けて飲まないと効果が出ませんか?
A. ラクトフェリン腸溶製剤の特徴は、他の健康食品と比べ効果は早く出現することです。一方、効果が消失するのも早く、摂取しないと一週間もすれば再び症状が現れます。したがって、ご質問のような摂取法でも無駄になることはありませんが、規則正しく摂取するのがよいでしょう。
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Q. 続けて飲んでいて量を増やしていかないと効果は薄れてきますか?
A. 一般の薬は続けて内服すると次第に効果は消失します。これを耐薬性と呼んでいます。しかし、幸いなことにラクトフェリン腸溶製剤の場合には急速な耐薬性が発現することはないようです。
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Q. スーパーやコンビニでラクトフェリン入りヨーグルトや飲み物など見かけるのですが、腸溶製剤と同じ効果があるでしょうか?
A. 食物に添加されたラクトフェリンは、食物の胃内滞留時間である2〜3時間でほぼ完全に分解されてしまいます。ラクトフェリンの分解物が有効であると主張する論文もありますが、一般的には分解されてしまえば効能・効果が消失すると考えてよいと思います。したがって、単に嗜好品として摂取する場合を除き、効能・効果を期待する場合には腸溶製剤を摂取するのをお奨めします。
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